買取フランチャイズは上手くいかない?対策や向いている人・いない人も紹介

フランチャイズ

買取ビジネスは比較的リスクが低いビジネスといわれています。また、フランチャイズ経営も知名度やノウハウの提供を受けて開業できるため、スタートダッシュがしやすいといえるでしょう。メリットの多い買取フランチャイズですが、必ず成功するとは限りません。

本記事では、うまくいかない理由や向いている人・向いていない人、経営を安定させるために必要なことなどについて紹介します。

フランチャイズ経営が上手くいかない理由

フランチャイズは本部と加盟者の関係があり、本部が名前やノウハウを提供し、代わりに加盟者はロイヤリティを支払う仕組みです。まずは「フランチャイズ」という観点で見た時にうまくいかない理由を紹介します。

成功例や失敗例を把握していない

成功しやすいといわれるフランチャイズですが、もちろん失敗してしまう店舗もあります。成功例を知ることも大切ですが、失敗例を知ることも同じように大切です。

成功例を知ることはモチベーションにもつながりますし、行われている施策を参考にすることができます。失敗例はその店舗の取り組みを反面教師にすることができます。そして、同じような失敗を犯さないための対策を考えることが可能です。

新しい取り組みを始めることや、失敗やミスの再発防止のためにも、どちらの事例も知っておくと良いでしょう。

地域の需要と出店数を理解していない

フランチャイズ店舗の出店地域を決める際に重要なのが商圏です。商圏とは、ビジネスを展開する際に来店が見込まれる地域の範囲を表しています。

新しく出店を決める場合、この範囲内に競合店がどれだけ出店しているかは、非常に重要です。既に多くの店舗が出店していれば、それだけ競争率が高くなりますし、他店との差別化を図る対策が必要になります。

また、商圏内の地域住民のニーズに合ったサービスが行えるかも重要です。経営方針を定めるためにも、地域の需要や出店数は理解しておきましょう。

ロイヤリティを考慮していない

ロイヤリティは必ず発生する支出です。売上に対して決められた割合で支払う方法や、毎月一定の金額を支払う方法などがあります。特に注意が必要なのは後者の支払い方法です。

売上の増減にかかわらず毎月一定額の支払いが発生するため、売上が伸び悩んでいる時期などには大きな支出となります。会計・経理では、ロイヤリティの支出を考慮して資金繰りを行いましょう。

買取ビジネスが上手くいかない理由

リスクが低く、少ない資金で開業できるといったメリットがある買取ビジネスですが、それでも経営に失敗してしまうことはあります。ここでは、買取ビジネスが上手くいかない理由について紹介します。

収益モデルの設定が高い

企業のホームページや事業説明会などで紹介される成功事例は、既存店の中でも特に大きく成功した事例を紹介していることでしょう。企業からすれば大きく成功したものを紹介した方が、加盟者が増えると考えますが、加盟を検討している人はあまり期待値を上げすぎない方が良いかもしれません。

だからといって成功しない可能性の方が高いのかというとそういうわけではありません。大成功を収めるためには非常に多くの努力が必要ですが、買取ビジネスのメリットを活かせばそこまではいかずとも安定した収入を得ることは可能です。

集客力が伸びない

接客や査定の技術が高かったとしても、お客様の来店がなければ買取は成立しません。そのため集客戦略は非常に重要な役割を持っています。買取ビジネスは宝石やブランド品など高価な品物を取り扱います。

客単価は高いですが、高価な品物を取り扱っているのでお客様もなるべく良い取引にしようと、競合他社と比較することもあるでしょう。そのような時に自店で買取してもらうための対策も必要となります。そのため、来店数と買取成立数の2つの観点から集客戦略を立てると良いでしょう。

偽物や盗品を買取してしまう

買取ビジネスにおけるリスクの一つとして、偽物や盗品の買取があります。残念なことに世の中には、多くの偽物や盗品が出回ってしまっているのが現状です。もしこれらを誤って買取してしまえば、すぐに気付いたとしても仕入金がかさんでしまいます。

万が一、そのまま偽物や盗品と気付かず販売してしまえば、お店の名前に傷がつき信用を無くすリスクもあるでしょう。このようなリスクを防ぐためにも査定の知識をつけることは非常に重要です。

経営を安定させるための対策

買取フランチャイズ経営を安定させるためにはどのような対策が必要でしょうか。ここでは開業前に必要な対策を3つのポイントに分けて紹介します。

事前に営業や経営のサポート体制を確認する

フランチャイズのメリットの一つとして、ノウハウの提供があります。これには開業前から開業後にかけてのサポート体制も含まれています。このメリットを存分に活用するためにも、サポートが充実した本部を選ぶと良いでしょう。

買取ビジネスや経営が未経験であれば、査定や商品知識についてのサポートはもちろん、経営や営業、接客についてのサポートもある本部を選ぶことをおすすめします。

本部が独自の販売ルートを持っているか確認する

買取ビジネスでは買取を成立させることも大切ですが、買取った品物を販売するためのルートが確立されているかどうかも非常に大切です。買取ビジネスのメリットの一つとして、在庫リスクの心配がないというものがあります。

そのため、独自の販売ルートを持っており、すぐに換金が可能なフランチャイズ本部を選ぶようにしましょう。

小さく始める

買取フランチャイズのメリットの一つは、少ない資金で始められることです。在庫を持つ必要がないので店舗もそれほど大きくする必要がありませんし、スタッフの人数もあまり必要ありません。

そのメリットを活かすためにも開業は小さく始めるのが良いでしょう。高価な品物を取り扱い、客単価も高いため、一人経営であったとしても売上を伸ばすことは可能です。

買取フランチャイズに向いている人・向いていない人

最後に買取フランチャイズの経営に向いている人・向いていない人を見ていきましょう。ここで紹介する向き・不向きは努力次第で変えることができます。買取フランチャイズを検討している人は覚えておくと良いでしょう。

【向いている人】試行錯誤できる人

フランチャイズでは本部からノウハウの提供やサポートがありますが、それに頼ってばかりでは自分自身の成長につながりません。

店舗を大きく成長させていくためには、出店地域や環境によって柔軟に経営方針を立てていく必要があります。本部からのサポートを活用しつつ、自店に合わせて試行錯誤できる人は成功しやすいといえるでしょう。

【向いていない人】試行錯誤しない人

本部からのサポートに頼ってばかりで、自店に合った施策を立てられなければ、店舗の成長はある程度のところで頭打ちになってしまうでしょう。

本部から受けられるのはあくまで基礎や補助です。それらを活用して自店の施策を組み立てていくことができなければ、成功を収めるのは難しいといえます。

対策を立てるためにも上手くいかない理由を把握しておきましょう

成功例、メリット、良い点を知ることはもちろん重要です。しかし、失敗例、デメリット、悪い点を知ることも同じように重要なのです。上手くいかない理由を知ることで、上手くいく方法を見つけ出すことができるかもしれません。

買取フランチャイズでの開業を検討している人は、マイナス面にも目を向けると良いでしょう。

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